【特集】生誕150年 横山大観展

【特集】生誕150年 横山大観展



0404yokoyamaten_b.jpg横山大観(1868-1958)の生誕150年、没後60年を記念した大回顧展。東京美術学校に学んだ大観は、師の岡倉天心とともに同校を去り、日本美術院を設立。新たな時代における新たな絵画の創出を目指しました。西洋から様々なものや情報が押し寄せる時代に、日本の絵画の伝統的な技法を継承しつつ時に改変を試み、また主題についても従来の定型をかるがると脱してみせた大観。こうした手法はさらに広がりを見せ、自在な画風と深い精神性をそなえた数々の大作を生み出しました。
 本展では、40mを超える日本一長い画巻《生々流転》を一挙公開! さらに絢爛豪華な《夜桜》《紅葉》の同時展示、100年ぶりの発見《白衣観音》《彗星》など新出作品が披露されます。総出品数は約90点。ぜひこの展覧会で制作の過程を辿り、大観の芸術の本質に触れてみませんか。





◎ 第1章 明治の大観 ◎

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(左)「白衣観音」1908年、横山大観、個人蔵 
(右)「山路」 1912年、横山大観、京都国立近代美術館蔵 東京展:5月8日〜5月27日 京都展:6月8日〜7月1日


 東京美術学校の第1期入学生として絵筆を握った大観は、校長の岡倉覚三(天心)の指導のもと、新しい時代の絵画に取り組みました。理想や概念を絵にする「理想画」、輪郭線を描かずに絵画を組み立てる「朦朧体」、油絵のように絵具を使うなど、若き大観の様々な取り組みは、後の日本画を変えて行く原動力となりました。
 この時期、大観は親友の菱田春草と行動を共にしています。春草と比較すると大観は1つのことを突き詰めるのは不得手であるものの、多彩な表現を同時に挑戦することができるバイタリティの持ち主。そのことから大観には驚くほど時代を先取りした作品が見られます。また誰も描かないような斬新さ、そして時に突飛にも感じられる主題を思いつくことも大観ならではの特徴。1章ではこれまで展覧会で紹介されてこなかった作品を積極的に交え、大観の特質にもスポットを当てます。



◎ 第2章 大正の大観 ◎

0404yokoyamaten_d.jpg「群青富士」1917年頃、横山大観、静岡県立美術館蔵、東京展:4月13日〜5月6日 京都展:7月3日〜7月22日

0404yokoyamaten_e.jpg重要文化財「生々流転」(部分)1923年、横山大観、東京国立近代美術館蔵、京都展は巻き替えあり


 この時期の大観の作品には、中国の水墨画や淋派、やまと絵などの伝統的な技法や構図の影響が顕著に見られます。大観は自身の作品を装飾的な彩色画と水墨画に二文化し、それぞれに古画で学んだ成果を発揮。その上で伝統に変化を加え、作品は大観の強い個性を纏うことになりました。
 第2章では大正時代の代表的な作品を集め、その主題や表現において伝統をいかに継承し、改変したかについて考えます。



◎ 第3章 昭和の大観 ◎

0404yokoyamaten_f.jpg「夜桜」1931年、横山大観、足立美術館蔵 東京展:5月8日〜5月27日 京都展:6月8日〜7月1日

0404yokoyamaten_g.jpg「紅葉」1929年、横山大観、大倉集古館蔵 東京展:5月8日〜5月27日 京都展:6月8日〜7月1日


 昭和に入ると「東の大観、西の栖鳳」という呼称も定着し、大観は京都の竹内栖鳳と並んで名実ともに画壇を代表する画家に。大観といえばこれ! と誰もが思い浮かべる作品は、ほとんどがこの時期に生み出されたといえます。そして画壇の実力者たる大観は、戦時下には報国に奔走しました。
 第3章では昭和期の戦前から戦中、戦後の大観作品を紹介。代表的な作品を選りすぐり、時代の様相と作品との関わり、主題がその時代に持った意味などを掘り下げます。
 代表作を網羅した10年ぶりの生誕記念大回顧展。WEB LADY TOKYOでは こちらの招待券プレゼント(5組10名)を用意しているので、ぜひ応募してください。



■会期/2018年4月13日(金)〜5月27日(日)
■会場/東京国立近代美術館(千代田区北の丸公園)
■開館時間/10時〜17時 ※金・土曜は20時まで ※入室は閉館の30分前まで
■休館日/月曜日 ※4月30日は開館
■観覧料金/一般1,500円、大学生1,100円、高校生600円
http://taikan2018.exhn.jp/

★こちらの招待券を5組10名様にプレゼント!
★申込み締切 4/19(木)12:00まで
※当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。


更新日:2018年4月4日(水)

横山大観展
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