【特集】マイセン動物園展

マイセンの「動物」にテーマを絞った展覧会

【特集】マイセン動物園展

《スノーボール貼花装飾蓋付昆虫鳥付透かし壺》 
ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー 1820年〜1920年頃 個人蔵


 ヨーロッパ初の硬質磁器製造に成功し1710年には王室磁器製作所設立を布告したドイツのマイセン磁器製作所。本展ではマイセンの動物に着目し紹介します。
 19世紀後半から20世紀初頭にかけてヨーロッパの美術工芸界で流行したアール・ヌーヴォー様式はマイセンにも影響を与え、カップ&ソーサーから彫像にいたるまで幅広く取り入れられました。また同時期のマイセンでは、釉薬の下に絵付けする釉下彩(ゆうかさい)や釉薬の上から描いた絵の具を沈みこませる釉中彩といった技法が多用されるようになり、淡く繊細な色調の作品が作られていきました。一方、動物をモチーフとした美術作品は時代や地域を問わず制作されてきましたが、それらは何かを象徴するために描かれたり成形されたりするものもあれば、そのもの自身の愛らしさを伝えるために制作されるものなど様々で、マイセンでも同様でした。とりわけアール・ヌーヴォー様式の動物作品は、模様から表情まで、動物のしなやかさを表現することに成功し、リアルさと愛らしさを見事に両立させました。
 本展では、そのようなアール・ヌーヴォー様式の作品を中心に構成しています。磁器やカタログなどの資料類も展示し、新しいアプローチでマイセンの造形と装飾をたどります。

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(上)《猿の楽団》 ヨハン・ヨアヒム・ケンドラーとペーター・ライニッケ 1820年〜1920年頃 個人蔵
(左)《ライネケのキツネ》 マックス・エッサー 1924年〜1934年頃 個人蔵
(右)《二匹の猫》 オットー・ピルツ 1834年〜1940年頃 個人蔵


■会期/7月6日(土)〜9月23日(月・祝)
■会場/パナソニック汐留美術館
■時間/10時〜18時(入館は17時30分まで)
※8月2日(金)、9月6日(金)は夜間開館午後8時まで ※入館は19時30分まで
■休館日/水曜日、8月13日(火)〜15日(木)
■入館料/一般1,000円、65歳以上900円、大学生700円、中・高校生500円、小学生以下無料
■主催/パナソニック汐留美術館、東京新聞
■後援/ドイツ連邦共和国大使館、港区教育委員会
■アクセス/〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
JR「新橋」駅より徒歩約8分、東京メトロ銀座線・都営浅草線・ゆりかもめ「新橋」駅より徒歩約6分、都営大江戸線「汐留」駅より徒歩約5分
■問合せ/03(5777)8600(ハローダイヤル)

◎公式ホームページ https://panasonic.co.jp/ls/museum/

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