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【特集】特別展「本阿弥光悦の大宇宙」【応募〆切1/26】

特別展「本阿弥光悦の大宇宙」メインビジュアル

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始めようか、天才観測。
特別展「本阿弥光悦の大宇宙」
1月16日(火) 〜3月10日(日)東京国立博物館 平成館

本阿弥光悦(ほんあみこうえつ・1558~1637)は戦乱の時代に生き、さまざまな造形にかかわり、革新的で傑出した品々を生み出しました。それらは後代の日本文化に大きな影響を与えています。しかし光悦の世界は大宇宙(マクロコスモス)のごとく深淵で、その全体像をたどることは容易ではありません。
そこでこの展覧会では、光悦自身の手による書や作陶にあらわれた内面世界と、同じ信仰のもとに参集した工匠たちがかかわった蒔絵など同時代の社会状況に応答した造形とを結び付ける糸として、本阿弥家の信仰とともに、当時の法華町衆の社会についても注目します。造形の世界の最新研究と信仰のあり様とを照らしあわせることで、総合的に光悦を見通そうとするものです。
「一生涯へつらい候事至てきらひの人」で「異風者」(『本阿弥行状記』)といわれた光悦が、篤い信仰のもと確固とした精神に裏打ちされた美意識によって作り上げた諸芸の優品の数々は、現代において私たちの目にどのように映るのか。本展を通じて紹介いたします。

第1章 本阿弥家の家職と法華信仰 ー光悦芸術の源泉

光悦は刀剣の研磨や鑑定などを家職とする本阿弥家に生まれました。刀剣の価値を引き出し見定める審美眼と刀剣を介した人脈が、光悦の後半生に展開される多彩な芸術活動の背景にあります。そして、本阿弥家は日蓮法華宗に深く帰依し、光悦もまた熱心な法華信徒でした。光悦が晩年に京都・鷹峯にひらいた光悦村には、日蓮法華信仰で結ばれた様々な美術工芸分野の職人たちが集ったとみられます。本章では、本阿弥家の家職と信仰に関わる品々を通して、光悦芸術の源泉を紹介します。

特別展「本阿弥光悦の大宇宙」


【一段目】重要文化財 紫紙金字法華経幷開結(部分) 平安時代・11世紀 京都・本法寺蔵
※会期中、部分巻替えがあります。
【二段目】重要美術品 短刀 銘 兼氏 金象嵌 花形見 志津兼氏 鎌倉~南北朝時代・14世紀
【三段目】(刀装) 刻鞘変り塗忍ぶ草蒔絵合口腰刀 江戸時代・17世紀
【四段目】刀 金象嵌銘 江磨上 光徳(花押)(名物 北野江) 郷(江)義弘
鎌倉~南北朝時代・14世紀 東京国立博物館蔵

第2章 謡本と光悦蒔絵 ー炸裂する言葉とかたち

機細な蒔絵のわざに大きな鉛板を持ち込み 、華麗な螺鈿を自在に用いる大胆な造形が、近世初頭に突如として出現します。俵屋宗達風の意匠をもち、融通無碍な魅力を放つこれら一連の漆工作品は、現在「光悦時絵」と称されています。そこには、本阿弥光悦が何らかの形で関与したと考えられているからです。独特の表現やモチーフの背後には、とくに光悦が深く嗜んだ謡曲の文化があったことをうかがわせます。斬新な形態にいたる造形の流れと、それを読み解く豊穣なな文学世界から、あらためて「光悦蒔絵」の姿を照射します。

特別展「本阿弥光悦の大宇宙」

(左)国宝 舟橋蒔絵硯箱 本阿弥光悦作 江戸時代・17世紀 東京国立博物館蔵
(中央)重要文化財 花唐草文螺鈿経箱 本阿弥光悦作 江戸時代・17世紀 京都・本法寺蔵 
(右)重要文化財 舞楽蒔絵硯箱 江戸時代・17世紀 東京国立博物館蔵

第3章 光悦の筆線と字姿 ー二次元空間の妙技

斬新な図案の料紙を用いた和歌巻に代表される光悦の書は、肥瘦をきかせた筆線の抑揚と、下絵に呼応した巧みな散らし書きで知られます。しかし光悦の書の特質は、大胆な装飾性だけではありません。鋭く張りつめた筆致で書写された日蓮法華宗関係の書は、光説の真摯な信仰を反映しています。書状に見られる潤い豊かな線質は、 光悦の天性を感じさせる一方、晩年に顕著となる筆を傾けた書き方は、中風との格闘の跡と考えられます。本章では、多彩な表情を見せる筆線と字姿を通じて、能書とうたわれた光悦の、生身の表現力をご覧いただきます。

特別展「本阿弥光悦の大宇宙」

(上)重要文化財 鶴下絵三十六歌仙和歌巻(部分)本阿弥光悦筆/俵屋宗達下絵
江戸時代・17世紀 京都国立博物館蔵
(右下)重要文化財 鶴下絵三十六歌仙和歌巻(部分)本阿弥光悦筆/俵屋宗達下絵
江戸時代・17世紀 京都国立博物館蔵
(左下)蓮下絵百人一首和歌巻断簡 本阿弥光悦筆 江戸時代・17世紀 東京国立博物館蔵

第4章 光悦茶碗 ー土の刀剣

口づくりや、高台の形はさまざまで、定型のない個性的な光悦の茶碗。大胆に箆削りを残していたり、ざらざらとした素地の土そのままであったり、一碗一碗じつに表情豊かです。太平の世を迎えた江戸時代初頭にあって、光悦は元和元年(1615)に鷹峯の地を拝領した頃より、樂家2代・常慶とその子道入との交遊のなかで茶碗制作を行なったと考えられています。いまなお圧倒的な存在感を放つ名の数々から、その創造の軌跡をたどります。

特別展「本阿弥光悦の大宇宙」

(左)重要文化財 黒楽茶碗 銘 時雨 本阿弥光悦作 江戸時代・17世紀 愛知・名古屋市博物館蔵
(中央)重要文化財 赤楽茶碗 銘 加賀 本阿弥光悦作 江戸時代・17世紀 京都・相国寺蔵
(右)重要文化財 赤楽兎文香合 本阿弥光悦作 江戸時代・17世紀 東京・出光美術館蔵

■展覧会名/特別展「本阿弥光悦の大宇宙」
■会期/2024年1月16日(火)~3月10日(日) 
※会期中、一部作品の展示替えを行います。
■会場/東京国立博物館 平成館
JR上野駅公園口、または鶯谷駅南口より徒歩10分
東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅より徒歩15分
京成電鉄 京成上野駅より徒歩15分
■開館時間/9時30分~17時 ※入館は閉館30分前まで
■休館日/月曜日、2月13日(火) ※ただし、2月12日(月・休)は開館
■入館料/一般2,100円、大学生1,300円、高校生900円
※中学生以下、障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に学生証、障がい者手帳等をご提示ください。
■主催/東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション、東京新聞
■協賛/光村印刷
■協力/日本文化芸術の礎
■問合せ/050-5541-8600

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★申込み締切1/26(金)12:00まで
※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。

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更新日:2024年1月10日(水)