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【特集】ジョルジュ・ルオー アトリエの記憶【応募〆切4/17】

ジョルジュ・ルオー アトリエの記憶_パナソニック汐留美術館
パナソニック汐留美術館は開館以来、20世紀のフランスを代表する画家ジョルジュ・ルオー(1871-1958)の作品を中心に収集し、現在では約270点のルオー作品を所蔵しています。とりわけ近年は、ギュスターヴ・モロー(1826-1898)のアトリエで学んでいた頃の初期の貴重な作品群が充実し、そこに師モローの作品も新たにコレクションに加わりました。さらに、モローの没後、学友たちと共に構えた共同アトリエで制作されたとされる、娼婦たちを 描いた両面作品や、1920年代に画家の中心的な画商アンブロワーズ・ヴォラール邸の一室を間借りしていた時代に制作された日本の武士を描いた作品、ルオーの没後ルオー・ファミリーにて長年大切に保管されていた隠れた名作など、ルオーの交友関係や制作スタイル を伝える作品が当館のコレクションに仲間入りし、これらはルオーを様々な切り口で紹介する重要なピースとなっています。
本展は、近年新たに迎えた収蔵作品を中心に、当館のルオーコレクションを紹介する展覧会です。ルオーの名作の数々が生まれた場である「アトリエ」に焦点を当て、作品がどのような環境で、どのような画材を用いて描かれたのか、初期から晩年までの代表作と共に紹介します。また、パリのルオー財団の特別な協力のもと、展示スぺースの一角に、ルオーが晩年、自身最後のアトリエで実際に使用していた画材道具や机などを用いて、アトリエの一 部再現を試みます。身近な家族でさえも立ち入りを制限されていた聖域である、画家のアトリエの記憶を作品と共に紐解きます。

第1章 国立美術学校時代 ― ギュスターヴ・モローのアトリエ


1890年に国立美術学校に入学したジョルジュ・ルオーは、ジュール=エリー・ドローネに師事した後、1892年にギュスターヴ・モローのアトリエに入り、そこでモローが亡くなるまで教えを受けました。本章では、この頃、モローの影響下で制作した作品を紹介します。また、当館が2022年度に新たに収蔵したモローの作品もあわせて展示し、二人の影響関係を確認します。

ジョルジュ・ルオー アトリエの記憶_パナソニック汐留美術館

ギュスターヴ・モロー《オルフェウスの苦しみ または地上で涙にくれるオルフェウス(習作)》
1891年頃 油彩/厚紙 パナソニック汐留美術館

第2章 フォーヴ時代 ―画家仲間との共同アトリエ


モローの没後、ルオーはモローのアトリエで共に学んだ学友たちと、パリのクリシー広場近くに共同アトリエを構え、そこで 娼婦たちに暖を取ってもらうことと引き換えに、無償でモデルになってもらい、彼女たちを描きました。当館が 2024 年度 に購入したこの時代の代表作《二人の娼婦》のほか、同時代に描かれたフォーヴの影響が色濃い作品を紹介します。

第3章 1920〜30年代 ―アンブロワーズ・ヴォラール邸での制作


1907年、著名な画商アンブロワーズ・ヴォラールは、ルオーと初めて出会い、この画家の作品に魅了されます。そして、1917年以降、画家の中心的な画商となったヴォラールは、1925年、パリ7区マルティニャック通り28番地の自らの個人用邸宅の最上階をルオーにアトリエとして自由に使わせます。本章では、ルオーがヴォラールの画廊や自邸の最上階 を借りて制作していた時代の作品を紹介します。

第4章 1940〜50年代 ―最後のアトリエ


1948年、ルオーはパリのリヨン駅近くのアパルトマンの一室に、最後のアトリエを構えます。ここから、晩年の多くの傑作が生まれました。このアトリエのある場所は、現在ルオ ー・ファミリーが運営するジョルジュ・ルオー財団の拠点となっています。本章では、ルオーの最後のアトリエとなったこの場所で生まれた晩年の傑作を中心に展覧します。また、現在ルオー財団が管理・保管している、ルオーが実際に使用していた画材道具もあわせて紹介します。

ジョルジュ・ルオー アトリエの記憶_パナソニック汐留美術館

(上)ジョルジュ・ルオー《キリストとの親しき集い》1952年 油彩/紙(板で裏打ち)
パナソニック汐留美術館
(左下)ジョルジュ・ルオー《飾りの花》1947年 油彩/紙(麻布で裏打ち)
パナソニック汐留美術館
(右下)ジョルジュ・ルオー《エジプトへの逃避》1952年 油彩/紙(板で裏打ち)
パナソニック汐留美術館

第5章 ルオーの「アトリエ作品」


画家の没後、ルオーのアトリエには未完成の作品が多数残されました。それらは、ルオーの娘で作品の管理者であるイザベルによって、作品が画家の真作であることを示すアトリエ印「ATELIER DE GEORGES ROUAULT」が捺されています。当館には、このアトリエ印のある俗に「アトリエ作品」と呼ばれる絵画群のうち一連の風景画コレクションを所蔵しています。本章では、こうした未完成作品を中心に、ルオーの没後、ルオー・ファミリーによって大切に保管されていた重要作品とあわせて紹介します。

ジョルジュ・ルオー アトリエの記憶_パナソニック汐留美術館

ジョルジュ・ルオー《老兵(アンリ・リュップの思い出》1946年頃 油彩/板に貼られた紙 パナソニック汐留美術館
ジョルジュ・ルオー《クマエの巫女》1947年 油彩/紙(格子状の桟の付いた板で裏打ち)パナソニック汐留美術館
ジョルジュ・ルオー《モデル、アトリエの思い出》1895年/1950年頃 油彩、インク、グアッシュ/カンヴァス パナソニック汐留美術館

■展覧会名/ジョルジュ・ルオー アトリエの記憶  
Georges Rouault: Memories of the Artist’s Studio
■会期/4月11日(土)〜6月21日(日)
■会場/パナソニック汐留美術館 
〒105-8301 東京都港区東新橋 1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
■開館時間/10時〜18時(入館は17時30分まで)
※ 5月1日(金)、6月5日(金)、6月19日(金)、6月20日(土)は20時まで開館(入館は19時30分まで)
■休館日/水曜日(ただし4月29日、5月6日、6月17日は開館)
■入館料/一般:1,200円 65歳以上:1,100円 大学生・高校生:700円 中学生以下:無料
※障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料で入館できます。
◎5月18日(月)国際博物館の日は、すべての方が500円で入館できます。
◎5月12日(火)、6月2日(火)、6月12日(金)ルオーのアトリエ割引dayは、一般・65歳以上の方は1,000円、大学生・高校生以下の方は無料で入館できます。
■主催/パナソニック汐留美術館、朝日新聞社
■後援/在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、 港区教育委員会
■特別協力/ジョルジュ・ルオー財団
■お問い合わせ/TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)
■アクセス/JR「新橋」駅より徒歩約8分、東京メトロ銀座線・都営浅草線・ゆりかもめ「新橋」駅より徒歩約6分、 都営大江戸線「汐留」駅より徒歩約5分

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★申込み締切4/17(金)12:00まで
※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。


更新日:2026年4月1日(水)