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【特集】細川家の茶道具 ―千利休と細川三斎―【応募〆切5/26】

細川家の茶道具 ―千利休と細川三斎―

「細川三斎(忠興)像」 寛文10年(1670)永青文庫蔵
【展示期間:5/20(土)~6/18(日)】

わび茶の大成者・千利休(1522~1591)は多くの武将と交流し、茶の湯を指南しました。細川家とも関わりが深く、初代藤孝(ふじたか)(幽斎〈ゆうさい〉、1534~1610)より親交を結び、「利休七哲」の一人に数えられる2代忠興(ただおき)(三斎〈さんさい〉、1563~1645)は、高弟として利休のわび茶を継承しました。以降、細川家では茶の湯が嗜まれ、永青文庫には大名家伝来の様々な茶道具が所蔵されています。
本展では、千利休が所持していた「唐物尻膨茶入 利休尻ふくら」や「瓢花入 銘 顔回」をはじめ、利休と細川三斎ゆかりの名品を中心に、細川家に伝わる茶道具の数々を展覧。近現代の細川家四代(16代護立〈もりたつ〉、17代護貞〈もりさだ〉、当代護熙〈もりひろ〉、護光〈もりみつ〉)が手掛けた茶碗なども紹介し、代々継承されてきた茶の美意識に迫ります。
さらに、2021年に発見された、武将茶人・古田織部(ふるたおりべ)(1544~1615)から細川三斎に宛てた貴重な手紙を初公開するほか、今年は細川家にゆかりの深い沢庵宗彭(たくあんそうほう)(1573~1645)の生誕450年にあたることから、沢庵の墨蹟を特別に展示します。

細川家の茶道具 ― 千利休と細川三斎 ―_永青文庫

「呼継茶碗」桃山~江戸時代(16~17世紀) 永青文庫蔵

展示構成

千利休と細川家

細川家の茶道具 ― 千利休と細川三斎 ―_永青文庫

(左)「瓢花入 銘 顔回」  千利休作 桃山時代(16世紀)  永青文庫蔵
(中央)重要美術品「唐物尻膨茶入 利休尻ふくら」 南宋~元時代(13~14世紀)  永青文庫蔵
(右)「竹二重切花入」 細川三斎作 桃山~江戸時代(16~17世紀)  永青文庫蔵

細川家伝来 茶道具いろいろ

細川家の茶道具 ― 千利休と細川三斎 ―_永青文庫

「黄天目 珠光天目」 元~明時代(14~15世紀) 永青文庫蔵

近現代細川家四代が手掛けた茶道具

細川家の茶道具 ― 千利休と細川三斎 ―_個人蔵

「志野茶盌 忘れ雪」 細川護熙作 平成20年(2008年) 個人蔵

初公開!「花伝書抜書」紙背文書

細川家の茶道具 ― 千利休と細川三斎 ―_永青文庫

「古田織部書状」 細川忠興(三斎)宛  桃山時代(16世紀)
永青文庫蔵

特別展示 沢庵宗彭の墨蹟

細川家の茶道具 ― 千利休と細川三斎 ―_永青文庫

「放下着」 沢庵宗彭筆 江戸時代(17世紀) 永青文庫蔵

 

■展覧会名/「細川家の茶道具 ―千利休と細川三斎―」
■会期/5月20日(土)~7月17日(月・祝)
■時間/10時~16時30分(入館は16時まで)
■入館料/一般1,000円 シニア(70歳以上)800円 高校・大学生500円
中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
■主催/永青文庫
■特別協力/ホテル椿山荘東京
■休館日/月曜日(ただし7月17日は開館)
※新型コロナウイルス感染症、天災、災害等の状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合があります。最新の情報はTwitterにてお知らせします。※ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。

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★申込み締切5/26(金)12:00まで
※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。

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更新日:2023年5月10日(水)