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【特集】Ukiyo-e 猫百科 ごろごろまるまるネコづくし【応募〆切7/25】

Ukiyo-e 猫百科 ごろごろまるまるネコづくし_そごう美術館

猫と人はいつだってなかよし

ごろごろ、まるまる、な猫たちが主役の展覧会です。
今も昔も人々を魅了する猫は、美術や文学においても盛んに表現されてきました。古くは平安時代の『源氏物語』の中に宮廷で愛される猫が登場しています。江戸時代になると猫はいっそう身近な存在になり、肉筆画や浮世絵版画に人と暮らす猫の姿が多く描かれるようになりました。
本展では大の猫好き浮世絵師・歌川国芳をはじめとする浮世絵版画をとおして猫の生き方や歴史、人との関わりを「猫あるある」を交えてご紹介します。体を丸めたり毛づくろいをしたりと猫らしい仕草やにんまり笑った人間味ある表情、ちょっと怖い化け猫、擬人化されたユーモラスな猫...私たちを惹きつけてやまない奥深い猫の魅力をお楽しみください。

Ukiyo-e 猫百科 ごろごろまるまるネコづくし_そごう美術館

(左)歌川国芳《流行猫の狂言づくし[団七九郎兵衛ほか]》個人蔵
(右)月岡芳年《風俗三十二相 うるささう 寛政年間処女之風俗》個人蔵)

展覧会の見どころ

猫たちが主役の展覧会
浮世絵版画をとおして「猫」をひもとく展覧会です。 浮世絵版画に描かれる猫たちは、爪とぎをしたり、大きくのびをしたりと「猫らしい」姿を見せています。 人々が「猫らしい」と感じる仕草は鼠や虫など、小型の生き物 を狩猟する野性的なハンターならではの習性の名残です。それを魅力と捉えて描かれてきた絵画からは、猫の生き方や 人との暮らしのあり方が見えてきます。

Ukiyo-e 猫百科 ごろごろまるまるネコづくし_そごう美術館

河鍋暁斎《暁斎楽画[猫と鼠]》個人蔵

江戸時代・明治時代の絵師たちが描いた浮世絵版画 147点をご紹介
歌川広重、歌川国芳など江戸時代に活躍した浮世絵師から、歌川芳藤、高橋弘明ら江戸時代後期・明治時代に活躍した浮世 絵師まで、総勢31名による浮世絵版画をご紹介。絵師たちの個性あふれる猫の表現にご注目ください。

Ukiyo-e 猫百科 ごろごろまるまるネコづくし_そごう美術館

高橋弘明《[白猫]》個人蔵

変幻自在な猫たちの姿
猫の妖怪伝説は、猫の夜の行動や野性的で従順ではない性質などから生まれました。人々を翻弄する化け猫や猫又が浮世絵版画の中にも登場し、「かわいさ」だけではない猫の姿がうかがえます。また、人間の生活に身近な猫は擬人化も盛んに描かれています。歌舞伎役者に化けたかのような「猫役者絵」をはじめ三味 線けいこに興じる猫、町で商いをする姿など様々に「猫キャラ化」した町人が描かれました。絵画に表現される変幻自在な猫たちや当時の暮らし、社会の変化をご覧ください。

Ukiyo-e 猫百科 ごろごろまるまるネコづくし_そごう美術館

歌川国芳《猫の百面相[またたび 荒獅子男之助ほか]》渡邊木版美術画舗蔵

■展覧会名/Ukiyo-e 猫百科 ごろごろまるまるネコづくし
■会期/7月19日(土)〜9月2日(火)※会期中無休
■会場/そごう美術館(横浜駅東口・そごう横浜店6階)
■住所/神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店6階
■開館時間/10時~20時(入館は閉館の30分前まで)
■入館料/一般 1,400円、大学・高校生 1,200円、中学生以下無料
※障がい者手帳各種をお持ちの方、および同伴者 1名入館無料。
■問合せ/045-465-5515 [美術館直通]
■主催/そごう美術館、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
■後援/神奈川県教育員会、横浜市教育委員会
■企画協力/(株)アートワン
■協賛/そごう・西武

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★申込み締切7/25(金)12:00まで
※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。

更新日:2025年7月2日(水)