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【特集】国際企画展示「加耶 ―古代東アジアを生きた、ある王国の歴史―」 応募〆切10/3

加耶の耳飾り 陜川玉田M4号墳出土 金銅製の冠 高霊池山洞32号墳

(左)加耶の耳飾り 陜川玉田M4号墳出土 6世紀前半※本展では右側の耳飾りを展示
(右)【大韓民国指定宝物】金銅製の冠 高霊池山洞32号墳 5世紀中頃
大韓民国国立中央博物館写真提供

この度、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)(※以下歴博)で、大韓民国国立中央博物館、九州国立博物館と共同で、国際企画展示「加耶―古代東アジアを生きた、ある王国の歴史―」が2022年10月4日(火)~12月11日(日)に開催されます。
加耶(かや)とは、日本列島の古墳時代と同じ頃、朝鮮半島の南部に存在した、互いに協力し、時には競い合いながら活躍した国々のことです。3~6世紀に、海上交易と鉄生産を一体として運営し、東の新羅(しらぎ)や西の百済(くだら)、海をはさんだ古代日本の倭、そして遠く中国などとも交流を重ねながら、大きな成長をとげました。しかし、新羅と百済という強国のはざまの中で、徐々に勢力が弱まり、562年には滅亡してしまいます。
今回、大韓民国国立中央博物館の全面的な協力のもと、加耶の墳墓から出土した金銀のアクセサリー、整美な土器、武威をしめす武器や馬具、成長の礎となった鉄、そして対外交渉をしめす外来の品々など約220点の資料を展示することにより、加耶のなりたちから飛躍、そして滅亡までの歴史を明らかにします。日本国内で加耶の至宝が一堂に会して展示されるのは、実に30年ぶりのことです。
今回の展示では、加耶と倭の交流の移り変わりについても考えていきます。加耶は倭が最も緊密に交流した社会の一つです。倭は、加耶との交流を通して、当時の先進の情報や技術、道具を入手し、それを自らの文化として定着させていきました。それは、須恵器と呼ばれる硬い焼き物、鉄の道具、金工、馬の飼育、灌漑、ひいては蒸し器などの炊事道具や新しい暖・厨房施設(カマド)など実に様々です。その動きが最も盛んだった5世紀を「技術革新の世紀」と呼ぶこともあります。倭の歴史を知るためには、加耶の歴史にも目を向ける必要があります。
本展示を通して、海をはさんだ加耶の歴史を体感しながら、日韓両地域の悠久の交流が現在、そして未来へと続いていくことに思いをはせることでしょう。

本展の見どころ

●最新の発掘調査の成果を通して、加耶の興亡の歴史や華麗な文化に光をあてる。
●日本国内では30年ぶりに、約220点の加耶の至宝が一堂に会する。
●韓国の重要文化財(宝物)に指定された加耶の金銅製の冠も展示する。
●加耶の古墳で出土する倭の文物を通して、加耶と倭の緊密な交流の様子を浮き彫りにする。
●加耶の歴史、加耶と倭の交流史を体感することで、いにしえから現在、そして未来へと続く日韓の交流に思いをはせる。

展示の構成

Ⅰ 加耶を語るもの

加耶の甲冑 鍛冶の道具 咸安末伊山古墳群の遠景

(左上)加耶の甲冑 伝 金海退来里出土
(右上)鍛冶の道具 金海退来里所業遺跡 4世紀末~5世紀前半
(下)咸安末伊山古墳群の遠景 5、6世紀が中心の時期
大韓民国国立中央博物館写真提供

Ⅱ 加耶への道

青銅容器 銅鼎 ガラス玉の頸飾り 高霊池山洞古墳群の近景

(左上)青銅容器 銅鼎 金海良洞里322号墓 3世紀中頃に副葬
(左下)高霊池山洞古墳群の近景 5、6世紀が中心の時期
(右)ガラス玉の頸飾り 金海良洞里162号墓 3世紀
大韓民国国立中央博物館写真提供

Ⅲ 加耶人は北へ南へ―4世紀

晋式帯金具

晋式帯金具 金海大成洞88号墳 4世紀中頃 大韓民国国立中央博物館写真提供

Ⅳ 加耶王と国際情勢―5世紀~6世紀初め

鶏首壺 加耶の墳墓で出土した倭の甲冑

(左)鶏首壺 南原月山里M5号墳 5世紀末~6世紀前半
(右)加耶の墳墓で出土した倭の甲冑 高霊池山洞32号墳 5世紀中頃
大韓民国国立中央博物館写真提供

Ⅴ 加耶のたそがれ―6世紀前半~中葉

大加耶の墳墓で出土した百済の耳飾り 小加耶の墳墓で出土した新羅の土器

(左)大加耶の墳墓で出土した百済の耳飾り 陜川玉田M11号墳出土 6世紀前半
(右)小加耶の墳墓で出土した新羅の土器 固城内山里8号墳 6世紀前半
大韓民国国立中央博物館写真提供

エピローグ 加耶史と現在

山清生草9号墳に副葬された倭の須恵器と鏡

山清生草9号墳に副葬された倭の須恵器と鏡 6世紀前半 大韓民国国立中央博物館写真提供

■会期/2022年10月4日(火)~12月11日(日)
■会場/国立歴史民俗博物館 企画展示室A
■住所/千葉県佐倉市城内町 117
■時間/9時30分~16時30分(入館は16時00分まで)
※開館日・開館時間を変更する場合があります。
■休館日/毎週月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、翌日休館)
■料金/一般1000円/大学生500円
※総合展示も合わせてご覧になれます。
※高校生以下は入館料無料です。
■共同主催/大学共同利用機関法人人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館、
大韓民国国立中央博物館、九州国立博物館
■問合せ/050-5541-8600(ハローダイヤル)

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★申込み締切 10/3(月)12:00まで
※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。

更新日:2022年9月21日(水)

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