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【特集】モネ 睡蓮のとき【応募〆切10/25】

モネ 睡蓮のとき_国立西洋美術館
モネ 睡蓮のとき

パリで開かれた第1回印象派展から15年となる記念すべき年に「モネ 睡蓮のとき」が国立西洋美術館(東京・上野公園)で開催されます。
印象派を代表する画家のひとりであるクロード・モネ(1840-1926)は、一瞬の光をとらえる鋭敏な眼によって、自然の移ろいを画布にとどめました。しかし後年になるにつれ、その芸術はより抽象的かつ内的な イメージへと変容してゆきます。モネの晩年は、最愛の家族の死や自身の眼の病、第一次世界大戦といった多くの困難に直面した時代でもありました。そのような中で彼の最たる創造の源となったのが、ジヴェルニーの自邸の庭に造られた睡蓮の池に、周囲の木々や空、光が一体となって映し出されるその水面でした。そして、この主題を描いた巨大なカンヴァスによって部屋の壁面を覆いつくす“大装飾画”の構想が、最期のときにいたるまでモネの心を占めることになります。本展の中心となるのは、この試行錯誤の過程で生み出された、大画面の〈睡蓮〉の数々です。今回、パリのマルモッタン・モネ美術館より、日本初公開となる重要作を多数含むおよそ50点が来日。さらに日本各地に所蔵される作品も加え、モネ晩年の芸術の極致を紹介します。日本では過去最大規模の〈睡蓮〉が集う貴重な機会となります。

みどころ

1.
モネ最後の挑戦ーー “光の画家 " 集大成となる、 晩年の制作に焦点をあてた究極のモネ展

2.
世界最大級のモネ・コレクションを誇るマルモッタン・モネ美術館より、日本初公開作品7点を含む、厳選されたおよそ50点が来日

さらに、日本国内に所蔵される名画も加えた、国内外のモネの名作が一堂に集結する充実のラインアップ

3.
モネ晩年の最重要テーマ、〈睡蓮〉の作品20点以上が展示

4.
2メートルを超える大画面の〈睡蓮〉に囲まれて、モネの世界に浸る、本物の没入体験


第1章 
セーヌ河から睡蓮の池へ

モネ 睡蓮のとき_国立西洋美術館

(左上)クロード・モネ《ポール=ヴィレのセーヌ河、ばら色の効果》1894年 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet
(左下)クロード・モネ《ジヴェルニー近くのセーヌ河支流、日の出》1897年 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ(エフリュシ・ド・ロチルド邸、サン=ジャン=キャップ=フェラより寄託)
© musée Marmottan Monet / Studio Christian Baraja SLB
(中央下)クロード・モネ《睡蓮、夕暮れの効果》1897年 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet / Studio Christian Baraja SLB
(右)クロード・モネ《睡蓮》1907年 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet


第2章 
水と花々の装飾

モネ 睡蓮のとき_国立西洋美術館

(左上)クロード・モネ《キスゲ》1914-1917年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet
(左中央)クロード・モネ《藤》1919-1920年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet
(左下)クロード・モネ《藤》1919-1920年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet / Studio Christian Baraja SLB
(右上)クロード・モネ《アガパンサス》1914-1917年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet
(右下)クロード・モネ《睡蓮》1914-1917年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet


第3章 
大装飾画への道

モネ 睡蓮のとき_国立西洋美術館

(左上)クロード・モネ《睡蓮》1916-1919年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet
(左下)クロード・モネ《睡蓮》1916-1919年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet
(右上)クロード・モネ《睡蓮》1914-1917年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet
(右中央)クロード・モネ《睡蓮の池》1917-1919年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet
(右下)クロード・モネ《睡蓮、柳の反映》1916-1919年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet


第4章 
交響する色彩

モネ 睡蓮のとき_国立西洋美術館

(左上)クロード・モネ《睡蓮の池》1918-1919年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet
(左下)クロード・モネ《日本の橋》1918年 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet
(右上)クロード・モネ《枝垂れ柳》1918-1919年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet
(右中央)クロード・モネ《日本の橋》1918-1924年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet
(右下)クロード・モネ《ばらの庭から見た家》1922-1924年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet


エピローグ 
さかさまの世界

モネ 睡蓮のとき_国立西洋美術館

(左)クロード・モネ《枝垂れ柳と睡蓮の池》1916-1919年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet
(右)クロード・モネ《睡蓮》1916-1919年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet / Studio Christian Baraja SLB

■展覧会名/モネ 睡蓮のとき
■会期/10月5日(土)〜2025年2月11日(火・祝)
■休館日/月曜日、10月15日[火]、11月5日[火]、 12月28日(土)〜2025年1月1日(水・祝)、1月14日(火)
※ただし 、10月14日(月・祝)、11月4日(月・振休)、2025年1月13日(月・祝)、 2月10日(月)、2月11日(火・祝)は開館
■開館時間/9時30分~17時30分 ※金曜・土曜日は21時まで ※入館は閉館30分前まで
■観覧料/一般2,300円、大学生1,400円、高校生1,000円
※中学生以下、心身に障害のある方及び付添者1名は無料。入館の際に学生証または年齢の確認 できるもの、障害者手帳をご提示ください。
■会場/国立西洋美術館
■住所/110-0007 東京都台東区上野公園7-7
■主催/国立西洋美術館、マルモッタン・モネ美術館、日本テレビ放送網、読売新聞社、BS日テレ
■後援/在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ
■特別協賛/大成建設
■協賛/第一生命グループ、光村印刷、SOMPOホールディングス
■協力/日本貨物航空、NX 日本通運、TOKYO MX、TOKYO FM、ニッポン放送、西洋美術振興財団
■企画協力/NTVヨーロッパ
■お問合せ/050-5541-8600(ハローダイヤル)

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★申込み締切10/25(金)12:00まで


※当選者の発表は無料観覧券の発送をもってかえさせていただきます。


更新日:2024年10月2日(水)