2017年6月2日(金)〜11日(日)
米寿記念 井上萬二白磁展 -名陶無雑-
重要無形文化財「白磁」保持者である井上萬二(いのうえ まんじ)氏による和光では41回目の個展を開催。今年米寿を迎えられた井上氏は、白磁の技を極められてもなお努力と修練を重ね、旺盛な創作意欲で作陶に励まれています。今展では氏の代表作である白磁丸形壺から器類まで、卓越した轆轤(ろくろ)の技と静謐さを湛えた作品100余点を展観。凛とした美しさを備えた力作の数々を堪能してください。
★6月4日(日)14時〜、井上萬二氏によるギャラリートークを予定。
金属造形の分野において個性を発揮する若手作家4名による、和光では初のグループ展。昆虫や動植物など自然の中にモチーフを求め、巧みな鍛金技術により存在感ある造形を創り上げる相原健作氏。工芸としてのアプローチから日常に潤いを与える、用と美を兼ね備えたモダンな作品を制作する坂井直樹氏。卓越した精巧緻密な技術で、江戸後期から明治まで隆盛した自在置物を現代へと継承する満田晴穂氏。幾層もの鋼を重ね丹念に仕上げられるダマスカス鋼を駆使し、端正な作品世界を構築する加藤貢介氏。気鋭の作家4名の高い技術力と独創性から生まれたオブジェや器など150余点が登場します。従来の概念に捉われず創作された自由で多様な金工の世界へぜひ。
★6月17日(土)14時〜、唐澤昌宏氏(東京近代美術館工芸課長)を迎え、出品作家4名によるギャラリートークを予定。
2017年6月29日(木)〜7月4日(火)
グロッセ 110周年記念 アーカイブジュエリー展
銀幕の大女優をはじめ数々のセレブリティーに愛されてきた、ドイツのコスチュームジュエリーブランド「グロッセ」が110周年を迎えました。これを記念してドイツより貴重なアーカイブの数々を取り寄せ、日本初の展覧会を開催。歳月を越えて輝きを放ち続ける"グロッセメソッド"による、卓越したコスチュームジュエリーは、各時代を呼び起こし、タイム スリップをしたかのようなひと時に誘います。会場には各時代のアーカイブのほか復刻ジュエリーコーナーもあり、一部の商品は購入できるので、どうぞお見逃しなく。
■料金/無料
■会場/和光 本館6階 和光ホール
■所在地/中央区銀座4-5-11 和光
問合せ/03(3562)2111 http://www.wako.co.jp
更新日:2017年6月7日(水)