太陽の賜物、和歌山みかんはバランスがよく、濃厚な味わい
みかんの生産量全国1位を誇る和歌山県。一般にみかんといわれているのは温州みかんのことで収穫時期により「極早生」、「早生」、「中生」、「晩生」に分かれます。県内の多くの地域でみかん栽培がされていますが、紀伊半島の中ほどに位置する有田地域は「有田みかん」の産地として有名。このエリアは1年を通じて温暖で、美味しい柑橘類が育ちます。有田みかんは450年前、熊本県から持ち帰った木がルーツとされ、江戸時代にはすでに紀州みかんは評判がよく、和歌山から船で江戸まで運ばれていたほどです。有田川流域や海岸沿いの山々にはみかん畑が広がり、傾斜地のみかん畑のほとんどに石垣が積まれています。これは畑が崩れるのを保護するだけでなく、保温効果、排水効果、光の反射効果をもたらし、美味しいみかんの秘訣となっています。また、有田みかんは有田川や海が近いことでも光の反射効果に恵まれ、さらにミネラルを含んだ潮風がみかんの味を良くするといわれています。
●みかんと健康
また、みかんは美味しいだけでなく、骨の健康維持に効果があるといわれているβ‐クリプトキサンチンや各種ビタミンを豊富に含んでいる果物としても大変人気です。
生産量日本一! 和歌山の柿は栄養たっぷり、甘さが自慢
和歌山県はみかんだけでなく、柿の生産量も日本一。紀ノ川沿いの丘陵地帯は、複数の地質が帯状 に配列された豊かな土壌で、保水性と排水性のバランスがよく、瀬戸内海式気候に属する温暖な気候も柿の栽培に適しています。日照時間が長いエリアですが、北に葛城山、南に紀伊山地に挟まれているので昼夜の寒暖差が大きく、とても甘くて色づきの良い柿が実ります。主な産地は、かつらぎ町、紀の川市、橋本市、九度山町など。全体の約8割が渋柿で、収穫後に炭酸ガスなどを使って渋抜き処理をする果汁豊富で甘みが強い「たねなし柿」、木に成らしたまま袋掛けをし脱渋することで糖度を高める「紀の川柿」など、和歌山県のブランド柿が栽培されています。さらに甘柿の美味しさにも自信があるのが和歌山県。甘柿の代表品種「富有柿」も栽培され、しっかりとした果肉と果汁たっぷりのジューシーな甘さが特徴です。また、和歌山県が育成した早生甘柿の新品種「紀州てまり」も注目です。皮の赤みが強い「早秋」と食味が良い「太秋」の特徴を受け継いだ大玉の美味しい柿です。
●柿と健康
「柿が赤くなると医者が青くなる」といわれるほど、柿は体によい食材。柿はビタミンC、ポリフェノール、食物繊維などを比較的多く含む果物として認識されています。
● 和歌山フェア情報 ●
下記店舗にて販売コーナーやコラボメニューを期間限定で楽しめます!
和歌山のみかん、柿をこの機会にぜひ!
◎銀座三越
〔和歌山フェア〕
■日程/11月10日(水)〜16日(火)
■場所/本館地下3階 食品売り場 (ギンザフードガーデン)
■内容/サンフルーツにて有田 みかん(早生)、柿(紀の川柿、たねなし柿、富有柿)のPR販売など
〔コラボメニュー〕
■日程/11月10日(水)〜23日(火・祝)
■場所/新館9階 みのる食堂
■内容/和歌山県産の柿・みかんのメニューなど
◎伊勢丹新宿店
〔紀州てまりフェア〕
■日程/11月6日(土)・7日(日)
■場所/本館地下1階 フレッシュマーケット内
■内容/甘柿新品種「紀州てまり」PR販売
〔みかん・柿・ミニトマト 和歌山フェア〕
■日程/11月17日(水)〜23日(火・祝)
■場所/本館地下1階 フレッシュマーケット内
■内容/農産物(有田みかん・柿 ほか)、水産物、牛肉のPR販売
〔コラボメニュー〕
■場所/本館地下1階〈キッチンステージ〉
■日程/ 11月19日(金)〜12月7日(火)
■内容/恵比寿の名店「賛否両論」の笠原将弘シェフ監修のスペシャルメニュー
〈フレッシュマーケット/イートインスペース〉
■日程/11月17日(水)〜23日(火・祝)
■内容/ヨーロッパのトリュフブランド店とのコラボメニュー
※写真は昨年度の各店舗のイメージ
【問合せ】
和歌山県農林水産部食品流通課 TEL.073(441)2819
和歌山県農業協同組合連合会 果樹園芸部 TEL.073(488)5581
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更新日:2021年11月3日(水)