◎ギフトに最適!今年も、平左衛門の蔵出しの季節です
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伝統製法とこだわりの極み「平左衛門」

食材宅配のパイオニアとして知られるタイヘイのはじまりは醤油造り。九十九里浜にほど近い千葉県匝瑳市で1880年(明治13年)に創業以来、141年続く醤油造りがタイヘイの土台となっています。
歴史とともに風雪をくぐり抜けてきた醤油蔵には、直径約3メートル、高さ約3メートルの堂々たる杉木桶が110本以上並びます。歴史を感じる蔵の中には、長い歳月を経て乳酸菌や酵母が棲みついています。この微生物の働きが、この蔵で生まれる醤油のうま味、香りを醸し出します。その微生物の働きを最大限に引き出すのが、職人による攪拌。伝統的な醤油造りは、熟練の職人の技と微生物との共存共同の作業なのです。約1年間かけて発酵・熟成させる本醸造木桶仕込み製法の醤油は、機械化された設備では造れない懐かしく豊かな風味。日本人の誰もが求める自然の味わいと評価されています。

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厳選された国産原料、天然醸造・自然垂れ

醤油蔵に並ぶ使い込まれた杉木桶の中に、特別な杉木桶があります。数量、販売期間限定の「平左衛門」のための杉木桶です。原料は、契約農家で栽培される山形県産の大豆と北海道産の小麦、長崎県産の塩「海水塩」。厳選したこれらの原料を、この専用の杉木桶で丹精込めて仕込み、諸味(もろみ)を発酵・熟成させていきます。もちろん化学調味料などの食品添加物不使用。この専用の杉木桶には、この蔵だけに棲みつき、育つ微生物があり、それらが「平左衛門」の個性となります。
気温の低い冬、緩やかに気温が上昇する春から夏の時期を経て、約1年かけてじっくりと発酵・熟成。再び訪れた冬に搾りの作業に入ります。通常の醤油造りでは、諸味を布で包み圧力をかけて搾る「圧搾」を行いますが、「平左衛門」は圧力を加えず自然に滴る「自然垂れ」のみを使用。こうしてできた生揚げ醤油を独自の技術で殺菌・精製することにより、香り高くどこか懐かしい極上の醤油が出来上がるのです。
醤油造りにはさまざまな熟練の職人が携わっています。醤油造りの肝といわれる原材料処理に関わる人、醤油麹の温度・湿度をチェックする人、微生物のご機嫌を伺いながら撹拌し、諸味の状態を調整する人など、要所要所で経験豊かな職人の手が必要となります。そうして大切に造られた特別醸造醤油「平左衛門」。一年に一度のお楽しみ、老舗日本料理店の店主をも唸らせる希少な醤油が今年も解禁になりました。

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Interview 
---------------- ●平左衛門、この人にお聞きしました

1201taihei_e.jpg一般には流通していない特別な醤油大手ではないから、できることを

いよいよ発売となった期間限定・数量限定の「平左衛門」。
商品のこと、今後の展開などについてタイヘイ食品事業部の坂本江里さんにお聞きました。

「平左衛門」は、国産の原料のみを使用し、醸造に適した11月に「寒仕込み」し、できた諸味(もろみ)は機械でギュッとプレスするのではなく、自然に滴り落ちる自然垂れのみを使用しています。昔の醤油のような雑味の少ない味わいのひとつはそこにあります。四季の温度変化によって醸造し、その年の気温や気候などによっても出来上がりの味わいに変化があります。
また、木桶自体も1本1本それぞれに個性があることも特徴で、「平左衛門」は毎年決まった木桶を使用しています。そのため、「平左衛門」は期間や数量限定での販売です。この間、リピーターとなっていただける方も多く、料理人の方など毎年お求めいただく方もいらっしゃるようです。今後の発展として、もう少し量が増やせれば販路も広げられて、もっと多くのお客様に味わっていただけるのですが、仕込む木桶の数を増やす事はなかなか難しく悩ましいところですね。
近年は、卵かけご飯のための醤油など、調味料もかなり細分化し尽くされている感じがありますが、大量生産できない限界性の中でのこだわりというところから、今後開発できるとよいのではと考えています。
年末年始は1年の中でも1番のハレの日となります。特別に作られた今年の「平左衛門」で、美味しい年越しをしてほしいですね。


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1880年(明治13年) 従来から営んできた酒造業から転換、味噌・醤油の醸造を開始する。その後、明治、大正、昭和と積極的な経営で業容を拡大し有名醤油銘柄としての地位を築く。初代平左衛門が現在本社のある千葉県匝瑳市で農業を営み始め、タイヘイの歴史が始まった。

1951年(昭和26年)社名を太平醸造工業株式会社と改称、法人組織となる。

1962年(昭和37年)太平栄養研究所(食材第一部の前身)を創設し、業務用食材の供給システムを開発する。その成果をもとに各社事業所を対象に「クッキング・デポ」という名称で、販売を開始する。

1968年(昭和43年)事業の多角化をすすめるとともに社名をタイヘイ株式会社と改称する。

1972年(昭和47年食材事業部門において一般家庭を対象にした献立材料宅配事業「ファミリーセット」の企画を開始する。73年度から本格的な販売を行う。

1980年(昭和55年)1880年からかぞえて本年で100周年を迎える。

1993年(平成5年)食材事業部、BEST事業部、信販事業部の3事業部制となる。

2002年(平成14年)BEST事業部を食品事業部と改称、食材事業部、フレッシュデリカ事業部と合わせ、4事業部制となる。

2005年(平成17年)「平左衛門」醸造開始。フード事業部が加わり、5事業部制となる。

2007年(平成19年)印刷事業部が加わり、6事業部制となる。

2015年(平成27年)大河産業(株)を合併し、食品事業部食品2部とする。

2020年(令和2年)創業140周年を迎える。

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1201taihei_a.jpg季節・数量限定で造られる希少な特別醸造醤油「平左衛門」の読者モニターを募集します。アンケートに答えていただいた方の中から抽選で5名に「平左衛門」(720ml)1本を送付、試飲後モニターアンケートに答えていただきます。蔵出しが始まったばかりの「平左衛門」の風味・味わいは? あなたの声を聞かせてください。

〔応募方法〕
■「WEBレディ東京」応募フォームからどうぞ
■締切り/12月15日(水)23:59まで
■応募に関する問合せ/03(3378)8878

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タイヘイ株式会社

■問合せ先/0120-996-181(月〜金 9時〜17時) https://www.taiheig.co.jp