【特集】ふるさと納税 -2021 WINTER-

●佐賀県有田町●

日本の棚田百選にも選ばれた岳の棚田も魅力
江戸時代から続く陶磁器のまち「有田町 ARITA」

日本における磁器発祥の地・有田町は、400年以上続くやきものの町です。昔ながらの風景を残す文化的景観とともに豊かな自然と美しい棚田の田園風景が見どころの魅力あふれる町。やきものファンならずとも一度は訪れたい場所です

有田町は、佐賀県の西の端に位置する、人口およそ２万人の小さな町。美しい景観を誇る田園地帯や、黒髪連山など豊かな自然に恵まれ、古くからやきものの町として栄えました。有田町内での陶器イベントは感染症予防対策を徹底の上、シーズン毎に開催。毎年ゴールデンウィークに開催される「有田陶器市」は、７日間の期間中に国内外から１００万人以上が来場する国内最大級の陶器市としても有名です。

４００年以上続く有田焼伝統の技が脈々と
有田焼の始まりは１６１６年、秀吉の朝鮮出兵の際に連れ帰った陶工によって始められたとされています。江戸後期から昭和にかけての窯元、商家、洋館などが立ち並び、歴史を彷彿とさせる内山地区の町並みは、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されており、登り窯の廃材を利用したトンバイ塀が通りに独特の風情を醸しています。有田町には有名な窯元や有田焼の店はもちろん、有田焼の器で提供されるカフェやレストランなども多数あります。散策の合間の食事や休憩にぜひ立ち寄りたいですね。

思わず感嘆の声が美しい岳の棚田
一方で、有田町は棚田という特徴的な景観を持つ稲作地域でもあり、「日本の棚田百選」にも選ばれた岳の棚田は息を飲む美しさです。ここで収穫される棚田米は有田の特産品のひとつ。国見山系の肥沃な土地に育まれた美味しいお米です。また、有田町は県下有数の農畜産物の宝庫でもあり、全国トップクラスの品質を誇る佐賀牛やブランド鶏の「ありたどり」は食通の間で人気があります。

地元を応援する「ふるさと感謝祭」を開催
有田町ふるさと納税では、寄付する人への感謝とコロナ禍で影響を受けている地元事業者を応援する「ふるさと感謝祭」を開催中。お正月特集や福袋、有田焼ひなまつり、老舗窯元特集など、さまざまな返礼品を取り揃えています。中でも、有田焼と佐賀牛（ヒレ肉、ロース肉、定期便）は高い人気となっています。

天滝や氷ノ山など雄大な自然に抱かれたまち
豊かな自然と美味しい食材の宝庫

　兵庫県北部、「但馬地域」の中央に位置する養父市。兵庫県最高峰の山「氷ノ山」や日本の滝100選にも指定された「天滝」など、雄大で美しい自然に囲まれたまちです。
返礼品として人気なのが、但馬牛や神戸牛。但馬牛は明治36年の牛籍台帳以来、兵庫県内で厳正な個体管理や育種改良がなされた牛で、日本の誇る黒毛和牛の元祖として知られています。但馬牛のうち一定の枝肉格付けのものが神戸ビーフと呼ばれます。但馬牛は細やかなサシと赤身のバランスの良さ。上質なサシは融点が低く、口の中ですぐに溶け、まろやかな甘みと肉本来の旨みを堪能できます。その他、冬の味覚香住ガニなど魅力的な返礼品が多数用意されています。

白神山地の玄関口、圧巻の夏祭りは必見
魅力満載の田園都市「能代市」

　世界自然遺産「白神山地」と日本海を望み、一級河川「米代川」が流れる自然豊かな能代市。沿岸部に植樹された黒松林の「風の松原」や天然秋田杉の保護林など、美しい自然の宝庫です。また、天然秋田杉を贅沢に使用し建てられた旧料亭「金勇」は、「東洋一の木都」と称された頃の象徴となっています。
本格的な夏を告げる「能代の花火」、１０００年以上の歴史がある「役七夕」、平成25年に１世紀の時を経て復活を果たした、日本一の高さ（24.1ｍ）を誇る大型城郭灯籠「天空の不夜城」には圧倒されます。ふるさと納税の返礼品として人気なのは「きりたんぽ鍋セット」。米農家が丹精込めて届ける「あきたこまち 玄米」もおすすめです。

武蔵野台地の豊かな緑と個性あふれるショップ
住んでよし、訪ねてよしの憧れのまち

　東京都のほぼ中央に位置する武蔵野市。豊かな住宅都市と教育・福祉・文化・スポーツ・情報などの生活型産業が集積、調和した「生活核都市」として、住んでみたいまちのイメージが定着しています。市内を東西に貫通するJR中央線に沿って、市の玄関であり商業集積をもつ吉祥寺圏、三鷹駅から北側に伸びる文化・行政ゾーンの中央圏、中核病院である武蔵野赤十字病院をもつ武蔵境圏に分かれています。
同市では、ふるさと納税の使い道に「新型コロナウイルス感染症対策」を追加、武蔵野赤十字病院や市内救急病院の医療体制を支援しています。また、返礼品には、メディアで多数紹介された行列のできる店「ステーキハウスさとう」のステーキペアチケットなどを用意しています。

更新日:2021年12月1日（水）