フランスの新年に欠かせないお菓子と言えばガレット・デ・ロワ(galette des rois)。もともとフランスでは1月6日の公現祭(エピファニー)を祝う際に食べられる伝統菓子です。
バターの香り豊かなサクサクのパイ生地の中には風味豊かなアーモンドクリームがたっぷり。またパイの表面にはレイエと呼ばれる美しい飾り模様が描かれていて、月桂樹は「勝利」、太陽は「生命力」、矢羽根の麦の穂は「豊穣」、格子模様はひまわりで「栄光」を意味しています。
「王様のお菓子」という意味を持ち、パイの中に「フェーブ」と呼ばれる小さな陶器の小物が一つ入っていて、切り分けたパイにフェーブを見つけた人はその日「王様」または「王女様」となり、みんなから祝福されます。さらにはその日だけでなく、1年間幸運に恵まれると言われています。
フランスでは年末から1月にかけて、街のパティスリーなどにズラリと並ぶというガレット・デ・ロワ。新しい年の幸運を祈りながら、風味豊かな伝統菓子を味わってみませんか。
●編集部からのひとこと● |
帝国ホテル口当たりなめらかなアーモンドクリームをサクサクとした軽い食感のパイ生地で包んで焼き上げました。フランス産のイズニーバターを使用した風味豊かな味わいを楽しめます。 ■販売店舗/ |
オークラ東京今年は原点に戻り、シンプルに素材を活かした本物だからこその風味と味わいです。王冠のフェーヴは別添えですが、アーモンドが入っているので誰に当たるかワクワクしながら食べるのも楽しみの一つ。新年の集まりや手土産にも最適です。 ■販売店舗/ |
※画像はすべてイメージ
更新日:2024年12月26日(木)