新着

【特集】企画展 花器のある風景【応募〆切1/5】

企画展 花器のある風景_泉屋博古館東京

原在中・在明《春花図》江戸時代・19世紀泉屋博古館

企画展 花器のある風景

[同時開催]受贈記念「大郷理明コレクションの花器」

日本における花器の歴史は、中国より寺院における荘厳の道具として伝来したのがはじまりとされます。室町時代には連歌や茶会、生花など室内芸能がさかんになり、中国から輸入された唐物と称される書画、調度類や茶道具、文房具を座敷に並び立てる「座敷飾り」が発展します。床の間には、さまざまな道具が飾られる専用の空間が備えられ、飾り付けに唐物の花生などが飾られました。唐物の金属製の花器をもとに、日本でも中世以降、陶磁器や竹など様々な素材で花器が作られ、日本独自の美意識が誕生します。江戸期を代表する茶人、小堀遠州や松平不昧の手による竹花入など個性豊かな花器が集います。同展では、住友コレクションから花器と、花器が描かれた絵画を紹介します。同時開催として、華道家・大郷理明氏よりご寄贈頂いた花器コレクションを紹介します。

《みどころ》

1. 椿椿山から梅原龍三郎まで、華やかでおめでたい絵画を紹介
2. 住友コレクションの茶の湯の名品花入が集結します
3. 新規収蔵品の「大郷理明コレクション」を一挙公開!!

第一章:「描かれた花器」

企画展 花器のある風景_泉屋博古館東京

(左上)椿椿山《玉堂富貴図》江戸時代・天保11年(1840)泉屋博古館
(右上)浦上春琴《蔬果蟲魚帖》江戸時代・天保5年(1834)泉屋博古館
(下)村田香谷《花卉・文房花果図巻》(部分)明治35年(1902)泉屋博古館東京

第二章:「茶の湯の花器」

企画展 花器のある風景_泉屋博古館東京

(左上)《古銅象耳花入 銘キネナリ》元時代・14世紀 泉屋博古館東京
(右上)《青磁筍花入》南宋~元時代 13~14世紀 泉屋博古館東京
(左下)《砂張舟形釣花入 銘松本船》 15~16世紀 泉屋博古館東京
(右下)《高取花入 銘 出山》江戸時代前期・17世紀泉屋博古館東京

第三章:受贈記念「大郷理明コレクションの花器」

企画展 花器のある風景_泉屋博古館東京

(左)♦︎新収蔵品 横河九左衛門《紫銅牛形薄端 》 19世紀 大郷理明コレクション泉屋博古館
(右)♦︎新収蔵品 大島如雲《松竹梅図寸筒 》19-20世紀 大郷理明コレクション泉屋博古館

第四章:「さまざまな花器」

企画展 花器のある風景_泉屋博古館東京

♦︎新収蔵品《色絵花鳥文花瓶》
明治時代・19世紀
泉屋博古館東京

■展覧会名/企画展 花器のある風景
■会期/2025年1月25日(土)~ 3月16日(日)
■会場/泉屋博古館東京(東京・六本木)
(〒106-0032 
東京都港区六本木1丁目5番地1号)
■開館時間/11時〜18時 ※最終入館は午後17時30分まで
*金曜日は19時まで開館(入館は18時30分まで)
■休館日/月曜日(2月24日は開館)、2月25日(火)
■入館料/一般1,200円 学生600円 18歳以下無料
■主催/公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社
■お問い合わせ/TEL: 050-5541-8600(ハローダイヤル)
■アクセス/
・東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅下車
北改札正面
泉ガーデン1F出口より屋外エスカレーターで徒歩3分
・東京メトロ日比谷線「神谷町」駅下車 4b出口より徒歩10分
・東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅下車 13番出口より徒歩10分

★こちらの観覧券を5組10名様にプレゼント!

★申込み締切 2025年1/5(日)12:00まで
※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。

泉屋博古館東京 | 企画展 花器のある風景

更新日:2024年12月18日(水)