一般社団法人日本ペット歯みがき普及協会(所在地:神奈川県綾瀬市 代表理事・赤津俊彦)は、11月8日(月)"いい歯の日"に本協会の設立を記念し、大田区にあるペット保護・譲渡シェルターSPAにてペットの口腔ケアを行い、健康寿命促進につながる歯磨きの仕方が学べる「愛犬の健康的寿命のための歯磨き教室」を行います。
■コロナ禍でペットを買う人増加!保護施設で歯磨き教室を行う意義
コロナ禍によるおうち時間の増加で、犬の新規飼育数が19年に比べて20年は前年比114%とペット需要が高まっています。一方、コロナ禍による経済事情の悪化や、飼育の知識なく飼い始めた結果手放す人も多く、そのためペットの保護犬は若い子からシニアまで幅広くいます。保護犬は、人を怖がったりすることもあり、子犬からしつけられた子と違い難しい面があります。このため、そういった子たちのためにも「新しい家族と幸せに、健康に長生きできるようにしたい」という思いから保護施設での歯磨き教室を行うことにしました。
■3歳以上のペットの約8割が歯周病予備軍! 愛犬の歯周病に気づかない方が多数
3歳以上のペットの約8割が歯周病予備軍といわれています。犬の死因として常に上位に上がる病気の大元は歯周病が原因といわれ、犬の約半数がガンで亡くなる時代です。歯を磨こうとすると暴れたり噛まれたりという理由から、愛犬の歯みがきを行わない飼い主が多くいます。歯を磨くということは、口の臭いを消すことではなく、歯を磨くことで歯垢を落とすことが目的です。犬も人間同様、歯垢がたまると歯肉が腫れ、歯周病を引き起こし、結果的に他の大病を招く実例が多く見られ問題となっています。また、犬は特に我慢強い動物で、歯が痛くても飼い主に痛みを伝えることができないため、飼い主が気がつかないところで歯周病にかかっている犬も多くいると思われます。
■手遅れになる前に習慣化してほしい
犬猫が歯周病になってしまうと、獣医さんでも完治することができません。今回のセミナーでは、歯みがきが苦手・嫌がる犬が歯ブラシになれるようになるまでのコツの紹介と、歯ブラシを使えない方向けの最低限の口腔ケアをご紹介します。可愛い愛犬の歯を日頃から守れるのは飼い主さんだけです。諦めたり、放置したりせず、人間と同じく犬も毎日の歯みがきを習慣化していただきたいと考えます。
〈一般社団法人 日本ペット歯みがき普及協会設立概要〉
「ペット歯周病ゼロを目指す」 代表理事・赤津俊彦
これまで私は、ワンちゃん・ネコちゃんの飼い主様へ「ペットが健康で長生きをしてほしい」と、歯ミガキマンとして病気の原因と考えられる歯周病を防ぐため、1人で全国行脚(岡山・高知・静岡・神奈川・東京・埼玉・千葉・宮城・北海道)しながら歯みがき方法をお伝えしてきました。
しかしコロナ禍となりペットを飼う方が増えたなかで自分1人だけではペットの歯周病ゼロを目指すのは難しく、獣医師様やしつけトレーナーの方々と協力していく必要があると感じました。今後は歯みがき伝道師を増やして、安心してペットを飼える世の中に変えていきたいと思い、一般社団法人日本ペット歯みがき普及協会を設立することにいたしました。ペットも人と同じく元気に長生きすることができれば、老衰で亡くなっても、また飼いたくなり一緒にいたくなるのではと考えます。それぞれのエキスパートとワンチームとなりペットへの歯磨きの重要性を啓蒙し、日ごろのケアの重要性を幅広く伝えていきます。ペットの健康寿命を延ばす活動に尽力していきます。
■日時/11月8日(月) 11時〜14時
■場所/特定非営利活動法人SPA(東京都大田区山王3-28-2)
■内容/
◎犬の歯の現状や構造について(歯の本数などの豆知識)
◎愛犬を守る口腔ケアの重要性
◎歯みがきが苦手な愛犬に歯ブラシを使えるようになるまでのコツを実演
◎質疑応答
〈NPO法人SPA概要〉
■名称/特定非営利活動法人SPA(Society for the Protection of Animals)
■代表者/代表理事 齋藤 鷹一
■所在地/大田区山王3-28-2
■設立/令和元年6月21日
■事業内容/動物の譲渡(年間100頭以上)・啓蒙活動・環境保全・ペット用品取り扱い
https://s-p-a.jp/
〈一般社団法人 日本ペット歯みがき普及協会概要〉
■代表者/代表理事 赤津俊彦
■所在地/綾瀬市大上1-28-26
■設立/令和3年11月8日
■事業内容/ペットの口腔ケアに関する知識・技術の普及、施術士の育成および講習会の開催、施術士の技術基準の策定、公表及び資格認定、動物愛護精神のさらなる啓蒙 ※一部抜粋
http://www.taurus-net.co.jp/
更新日:2021年11月3日(水)