
好きなものが作る「わたし」の世界
居心地の良いインテリアとは
いつの頃からか断捨離という言葉が聞かれるようになり、モノをできるだけ持たないミニマルな暮らしが提唱されるようになりました。インテリア雑誌には、すべてがスッキリと統一された和モダンや北欧風などのスタイリッシュな写真が載っています。素敵だなぁと憧れながらも、ついモノを増やしてしまう私たち。でも、本当の面白さは暮らしの中にあるちょっとした混沌で、それこそが自分らしい空間を生み出す秘訣なのではないでしょうか。
私も気づくとモノが増えているタイプです。インテリアのテーマは「アフリカと李朝とフランス」で、古いものもポップなものも好き。結果、リビングは李朝のパンダヂなどの東洋アンティークの家具、アフリカの梯子や椅子といったプリミティヴなもの、同じ空間に絵画のように美しいフランスのジュヌヴィエーヴ・レヴィのクッションやアンティークのランプ、それにたくさんの画集や友だちが作ってくれたカラフルな毛糸の恐竜、誰かが忘れていった青いミニカーなどが同居することになります。この一見チグハグなモノたちが不思議と調和して独特の空間を作り出しているのは、どれも「わたし」というフィルターを通しているものだから。結局のところ、好きなものに囲まれた自分の世界が一番居心地の良い空間になるのです。
★ぜひご感想、ご意見、あなたの“おとな時間”の楽しみ方などもお聞かせください。
レディ東京WEB会員募集中!
更新日:2026年4月1日(水)








