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【特集】マリー・アントワネット・スタイル【応募〆切8/21】

マリー・アントワネット・スタイル_横浜美術館

展覧会概要

歴史上もっともファッショナブルな王妃、マリー・アントワネット(1755–1793)。時代の「ファッション・アイコン」となった彼女の装いやインテリアは、18世紀から現代にいたるまで、ファッションやデザイン、映画などに広く影響を与えてきました。 同展は、マリー・アントワネット時代のドレスや宝飾、家具などを手がかりにあらゆる点で新しい様式(スタイル)をうちたてていった王妃の革新性と人物像に迫るとともに、その「スタイル」が、いかに時代を超えて人びとを魅了し、今日のクリエーターたちにも示唆を与え続けているかについて紹介します。 ドレス、ジュエリー、家具、絵画や版画、写真など、日本初公開を含む約200点で構成。V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館)企画の世界巡回展に、国内の関連作品も加えた日本オリジナルの展示となります。

みどころ

1. 時代を超えて人びとを魅了し続ける
王妃の「スタイルを紹介」

ドレス、ジュエリー、家具調度品、絵画や版画、写真など、約200点で構成。18世紀後半の歴史的なファッションから2025年のオートクチュールまで、250年にわたる展開をたどります。

マリー・アントワネット・スタイル_横浜美術館

‘アントニエッタ’
映画『マリー・アントワネット』(ソフィア・コッポラ監督、2006年)のための靴
マノロ・ブラニク(作) 2005年
マノロ ブラニク・アーカイヴ蔵
© Manolo Blahnik International Limited

2. ヴィクトリア&アルバート博物館 ( V & A )が企画した世界巡回展日本で唯一の開催

贅沢なだけじゃない! ロンドンにある世界有数の博物館V&Aが、史上もっともファッショナブルなフランスの王妃マリー・アントワネットを再評価。国際的にも注目を集めている画期的な展覧会です。

マリー・アントワネット・スタイル_横浜美術館

マリー・アントワネットの肘かけ椅子(4点組の1点)
ジャン=バティスト=クロード・スネ(作)1788年
ヴィクトリア&アルバート博物館蔵
© Victoria and Albert Museum, London

3.歴史的、文学的にも貴重な品が集結 日本初公開作品も!

「首飾り事件」のネックレスの一部と伝わるダイヤモンドなど、マリー・アントワネット 旧蔵品やゆかりの品(10点あまり)をはじめ、小説、演劇、映画などに描かれてきた18世紀当時の品々も多数展示。王妃の処刑に用いられたとされるギロチンのほか、ヨーロッパの歴史を転換させたフランス革命の空気も小コーナーで紹介します。

マリー・アントワネット・スタイル_横浜美術館

通称「サザーランド・ダイヤモンド」
1780年代にネックレスに加工
ヴィクトリア&アルバート博物館蔵
© Victoria and Albert Museum, London

4. 国内の関連作品を加えた日本オリジナルの展示

アジア巡回のためにロンドンでの展示から出品内容を再編成。さらに、国内で所蔵されて いる優品約20点も展示します。

マリー・アントワネット・スタイル_横浜美術館

皇后ウジェニー
ピエール=ポール・アモン(画) 1850年代
東京富士美術館蔵
©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom

展覧会構成

1.マリー・アントワネット:スタイルの源泉 1770–1793

オーストリア皇女マリー・アントワネット(1755–1793)は、1770 年春、14歳の時に王太子妃としてフランスに嫁ぎました。以来、宮廷に新たな視点をもちこみながら、ルイ16 世下フランスにおける高級産業、とりわけファッションと織物産業の発展に、多大な影響を与えました。
当時のフランスは、植民地と奴隷制を基盤とした国際的なプレゼンスに加え、文化においても中心的な役割を担っていました。そうしたなか、アントワネットは、堅苦しい宮廷の慣習に挑み、あらゆる面でみずからの意向を形にしていきました。衣裳のみならずインテリアから音楽、ライフスタイルまで、よりシンプルで洗練された王妃の趣向は、またたく間に国内外で流行します。一方で、そのスタイルは斬新ゆえに取り沙汰され、民衆には想像もつかないほどの贅沢の象徴と受けとめられるようになっていきました。
革命の気運が高まるなか、アントワネットは次第に反体制派の標的となり、ギロチンへと導かれていくのです。

マリー・アントワネット・スタイル_横浜美術館

(左上)扇 マリー・アントワネットの婚礼の寓意 フランス製 1770–80年代
扇面:羊皮紙にグワッシュ、仲骨・親骨:べっ甲に真珠母貝、箔 27.9×51.0 cm(開いた状態)
ヴィクトリア&アルバート博物館蔵
Fan with allegory of Marie Antoinette’s wedding(made in France)
© Victoria and Albert Museum, London
(左下)ブレスレットの留め具 フランス製 1770年頃 金、ダイヤモンド、青の鉛ガラス(人工宝石) 
各 H. 3.9 × 3.0 × 1.4 cm ヴィクトリア&アルバート博物館蔵
Pair of bracelet clasps (made in France)
© Victoria and Albert Museum, London
(中央)マリー・アントワネットの真珠とダイヤモンドの3連ネックレス フランス製
18世紀後半 真珠、金、ダイヤモンド 各連の長さ 38.5cm、41cm、43cm
ハイディ・ホルテン・コレクション、ウィーン
Three-strand natural pearl and diamond necklace (made in France)
Photo courtesy of Sotheby’s
(右)ダイヤモンドのボウ形装飾(3点組)ロシア製 1760年頃
銀、ダイヤモンド 最大のボウ H. 6.9 × 11.9 × 2.3 cm
ヴィクトリア&アルバート博物館蔵
Three diamond bow ornaments (made in Russia)
© Victoria and Albert Museum, London

マリー・アントワネット・スタイル_横浜美術館

(左上)ローブ・ア・ラ・フランセーズ(フランス風ドレス)
フランス製 1760年代(1770年代に加工) 絹、光沢をつけた麻
ヴィクトリア&アルバート博物館蔵
Robe à la française (made in France) © Victoria and Albert Museum, London
(右上)ローブ・ア・ラングレーズ(イギリス風ドレス)
製作地不詳 18世紀後半 絹 共立女子大学博物館蔵
Robe à l’anglaise (place of manufacture unknown)
*展示期間:8月1日(土)~9月9日(水)
(左下)ʻポーランド風ʼに着装されたローブ・ア・ラ・フランセーズ
フランスまたはイギリス製 1770年代 絹 文化学園服飾博物館蔵
Robe à la française worn ‘à la polonaise’ (made in France or UK)
*展示期間:10月23日(金)~11月23日(月・祝)
(右下)フラワー・ガーデン
マティアス・ダーリー(作) 1777年刊行 エングレーヴィング 35.2 × 24.7cm 
ヴィクトリア&アルバート博物館蔵
The Flower Garden, by Matthias Darly © Victoria and Albert Museum, London

マリー・アントワネット・スタイル_横浜美術館

(左)フランス王妃マリー・アントワネットの胸像
セーヴル磁器製作所、ルイ=シモン・ボワゾ(作) 1788年頃 軟質素焼磁器 
H. 40.7 × 26.5 × 24.0 cm ヴィクトリア&アルバート博物館蔵
Portrait bust of Marie Antoinette, Queen of France, by Sèvres porcelain factory and Louis-Simon Boizot
© Victoria and Albert Museum, London
(中央)皿 マリー・アントワネットの食器セットʻ真珠とヤグルマギクʼ
セーヴル磁器製作所(作) 1781年 軟質磁器、エナメル、金 3.0 ×24.2 × 24.2 cm
ヴィクトリア&アルバート博物館蔵
Plate, from Marie Antoinette’s ‘pearls and cornflowers’ service, by Sèvres porcelain factory © Victoria and Albert Museum, London
(右)乳房ボウル
セーヴル磁器製作所、ジャン=ジャック・ラグルネ(弟)、ルイ=シモン・ボワゾ(作) 1787年 ボウル:軟質磁器、脚台:硬質磁器 H.12.3 × 12.5 × 12.2 cm 国立陶磁博物館(セーヴル)蔵
Bol sein (breast bowl) or Jatte téton, by Sèvres porcelain factory, Jean-Jacques Lagrenée le Jeune and Louis-Simon Boizot
Sèvres, Musée national de Céramique / Origin: France, Acquired in 1970
© GrandPalaisRmn (Sèvres - Manufacture et musée nationaux) / Martine Beck-Coppola / distributed by AMF

2. マリー・アントワネット:追憶と偶像化 1800–1940

マリー・アントワネットは、死後も人びとの記憶のなかに生き続けました。ナポレオン3 世の后ウジェニー(1826–1920)を筆頭に、19世紀には王党派の支持者たちが彼女のスタイルを懐古します。スペインからフランスに嫁いだ皇后は、同じく外国から嫁いだアントワネットに心を寄せ、みずからのイメージづくりにおいても王妃を参照しました。
一方、ブルジョワたちは、家柄の正当性を主張すべく、アントワネット風の装いやインテリアをとり入れました。こうした気運は、王妃に関わる品々が各国で収集される一因ともなりました。アントワネットの装いは仮装舞踏会の人気のテーマとなり、ときに物語の主人公にも重ねられ、そのイメージは数々の出版物を通じて世界に広まります。20世紀初頭までに、アントワネットとその美意識は、ひとつの偶像として確立していきました。

マリー・アントワネット・スタイル_横浜美術館

(左)ガーランドスタイル・ストマッカー
ショーメ(作) 1906年頃 金、プラチナ、ダイヤモンド、サファイア 13.5 × 12.0 cm
Garland Style Stomacher, by Chaumet 個人蔵
Courtesy of Albion Art Jewellery Institute
(中央)イヴニングドレス「ローブ・ド・スティル」
ジャンヌ・ランバン(作) 1922–23年頃 絹オーガンザ、絹の花かざり、パニエ
ヴィクトリア&アルバート博物館蔵
Robe de style (evening gown), by Jeanne Lanvin
© Victoria and Albert Museum, London
(右)目隠し鬼(流行年鑑『襞かざりと縁かざり』より)
ジョルジュ・バルビエ(画) 1924年(1925年刊行/メニアル、パリ) ポショワール(ステンシル)による手彩色の挿絵本
冊子:26.5 × 18.0 × 3.0 cm ヴィクトリア&アルバート博物館蔵
Blind Man’s Bluff from Falbalas et Fanfreluches (Ruffles and Frills) almanach, by George Barbier
© Victoria and Albert Museum, London / George Barbier

3. 永遠に新しく ― マリー・アントワネット・スタイル

華やかさと悲劇に象徴されるマリー・アントワネットのイメージは、いまなお人びとを魅了し続けています。この章では、王妃がつくりあげた「スタイル」にさまざまなかたちでインスピレーションを得た現代のクリエーターたちが手がけたファッション、デザイン、映画、音楽などを紹介します。
パステルカラーやリボン、王妃の好んだドレスのシルエットを採り入れたファッションは、洗練とともに、退廃や破壊、さらには「女性らしさ」への問いかけや多様性など、現代社会の課題にまで視点を広げています。また、映画やテレビでアントワネットの生涯が30 本を超えて作品化されていることや、舞台やミュージック・ビデオへの引用は、彼女が時代を超えたミューズであり続けていることの証といえるでしょう。

マリー・アントワネット・スタイル_横浜美術館

(上段3枚)ヴィクトリア&アルバート博物館(ロンドン)の展示風景
Installation view at the Victoria and Albert Museum © Victoria and Albert Museum, London
(下段左)トワル・ド・ジュイのアンサンブル(コレクション「デウスランド[神の国]へようこそ」)
アンドレア・グロッシ(作) 2019年 ダッチェスサテン
Toile de Jouy ensemble from the Welcome to Deusland collection, by Andrea Grossi Photo: Courtesy Andrea Grossi
(下段中央)映画『マリー・アントワネット』(ソフィア・コッポラ監督、2006年)より
Scene from Marie Antoinette, directed by Sofia Coppola, 2006
Photo: Courtesy of I WANT CANDY LLC. and Zoetrope Corp.
(下段右)ʻメルシー・アルトワʼ 
映画『マリー・アントワネット(』ソフィア・コッポラ監督、2006年)のための靴
マノロ・ブラニク(作) 2005年
綿、ベルベットのリボン、ウール・シェニールの縁飾り、金属とクリスタルの装飾、革底 各 H.15.0 × 7.5 × 25.5 cm
マノロ ブラニク・アーカイヴ蔵
`Mercy Artois' (shoes designed for Marie Antoinette, 2006, directed by Sofia Coppola), by Manolo Blahnik
© Manolo Blahnik International Limited

■展覧会名/マリー・アントワネット・スタイル
■会期/~11月23日(月・祝)
■休館日/木曜日(8月13日、9月24日、11月19日は開館)
■開館時間/午前10時〜午後6時(11月21日・22日は20時まで)
※入館は閉館の30分前まで
■入館料/一般:2,500円 大学生:1,600円 中学・高校生: 1,000円 小学生以下:無料
※障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料(ミライロID可)
■主催/横浜美術館、ヴィクトリア&アルバート博物館、読売新聞社、日本テレビ放送網
■特別協賛/キャノン
■後援/ブリティッシュ・カウンシル
■協力/日本航空、ヤマト運輸、みなとみらい線
■お問い合わせ/TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)
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★申込み締切 8/21(金)12:00まで
※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます


更新日:2026年8月5日(水)