空にはうろこ雲。秋刀魚が美味しい季節になりました。今回は秋の味覚の代表、秋刀魚を使った炊き込みご飯をご紹介します。塩焼きにした秋刀魚、ごぼう、にんじん、しめじなど秋の味覚をたっぷり入れ、雑穀を加えて炊き込みます。炊き上がりの良い香り。この季節ならではの深い味わいです。秋刀魚にはたくさんの栄養素が含まれています。良質の脂に含まれるEPAは血液をサラサラにし、DHAは脳の発達に良い効果。他にもお子様からお年寄りまで効果的な万能の食材です。新鮮な秋刀魚を見つけたら、多めに買って塩焼きに。冷凍しておけばすぐに作れます。ぜひ作ってみてください。
料理
VOL.33 さんまの炊き込み雑穀ご飯
<材料>4人分
- 材料
- 分量
- 米
- 2合
- 雑穀
- 1袋(30g)
- さんま
- 2尾
- 塩
- 適宜
- ごぼう
- 1/4本
- にんじん
- 1/2本
- しめじ
- 1/2パック
- しょうが
- 1かけ(15gくらい)
- 水
- 調味料を加えて、いつもの水加減の分量(2カップ)
- 醤油
- 大さじ1
- 酒
- 大さじ2
- 青みの野菜(三つ葉)
- 適宜
手順一覧
- 1
お米を洗ってざるに上げ、30分くらい置く。
- 2
さんまは頭、尾、はらわたを除き、水洗いしてペーパーで水気をよくとる。軽く塩をふって魚焼きグリルでこんがり焼き、冷ます。
- 3
ごぼうはささがきにして水につけ、あく抜きした後、ざるに上げる。にんじんは3cm長さの細切り、しょうがは千切り、しめじは石づきを取り、ほぐす。
- 4
炊飯器に米、雑穀、野菜を入れ、水加減をし、醤油、酒を加える。上に2.のさんまをのせ、普通に炊く。
- 5
炊き上がったら、7~8分蒸らす。さんまを取り出し、骨を取り除いて身を粗くほぐし、全体にさっと混ぜる。器に盛り、青みの野菜をのせる。
P R O F I L E
自宅料理教室「チアフルキッチン」主宰にんべん だしアンバサダー
出産時に生死の境をさまよった経験から「食の大切さ」を実感、自宅などで料理教室を始める。夫がアメリカ西海岸に転勤になった2011年からSkypeによるオンライン料理教室を開始。 帰国後は「いまさら聞けない料理の基礎」など主婦の悩みに応えるテーマのレッスンを次々企画、人気を博す。 オンライン教室はのべ1,000人以上が参加。 自宅での料理教室もリピーターが多い。